神戸(ホスト)ライオンズクラブ LIONS CLUB OF KOBE (HOST)

第71期 会長挨拶・運営方針

これまで当たり前だった働き方や医療はじめ、私たちのライフスタイルそのものを根底から変えてしまった新型コロナウイルス感染症による「パンデミック」。このウイルスにより世界中で680万人以上もの人々が亡くなり、未曾有の危機を経験した本当に恐ろしい出来事でした。

そのような混沌とした状況の中、前期は無事チャーターナイト70周年記念式典を開催する事が出来ました。 また、2023年5月8日には世界中を震撼させた新型コロナウイルスも、感染症法上の位置づけが2類相当から5類相当に移行され、ようやく通常通りの生活に戻りつつあります。

今期71期は、活動が制限されていた数年間の空白を取り戻すため初心に戻り、ライオンズクラブの基本を振り返る1年間に致します。先輩方が築き上げた誇るべき当クラブの伝統を再認識し、対内対外を問わず未来へ向け更に躍進させます。

下記に記載の通り、例会をはじめとするクラブ運営はもちろんアクティビティをコロナ以前の水準まで復帰させ、次期へこのバトンを渡す事が私たちキャビネットの使命として1年間邁進して参ります。何卒ご指導ご鞭撻の程、宜しくお願い申し上げます。

第71期会長テーマ 「温故創新」

71期の会長テーマは、「温故創新」と致します。

「古きをたずねて新しきを創る」神戸(ホスト)ライオンズクラブは、1953年に日本で3番目のライオンズクラブとして誕生しました。誕生以来70年余り、地域社会の期待に応えるべく奉仕活動を続けております。先輩方が築き上げた伝統を尊重しつつ、急激に変化する新しい時代の流れに対応し、成長しながら次世代へと繋ぐという気持ちを込めてこのテーマに致しました。

第71期 テーマカラー 「レッド(赤)」

今期のテーマカラーはレッド(赤)としました。

今期特に尽力したいアクティビティ「献血」の血液を表す「赤」です。また、赤色には『太陽』というイメージもあります。日本は東の極にあり、太平洋から昇った太陽は一番先に日本を照らします。常に明るく、情熱と勇気と誇りをもって前進して参ります。

第71期 運営基本方針

(1) 例会運営

例会の出席率向上はそのままクラブの熱意に比例するはずです。先ずは、例会が活気よく運営できなければライオンズ活動は活発にならないと考えております。今期ガバナーテーマ「輪と話と和」に沿うよう、楽しく有意義で魅力的な例会を開催できるように心がけます。常に友愛の精神を養える場を作るよう留意し、メンバー同士が多くの方と接触できるように毎回例会の座席も変化をもたせます。また、メンバースピーチを増やし、メンバーが例会に参加する事で様々な知識を得られる有意義な例会を設営できるように致します。

(2)アクティビティ

献血をはじめとする「いのち」を救えるアクティビティを大切に致します。

献血というと血が足りない方への『血液のお裾分け』と考えている方が多いと思います。献血は大怪我をした方や手術した際の出血を補うための血液を提供しているだけではありません。
例えば白血病を患い自分で血液を作れない人たちは、毎日死の淵で献血によって提供された血液を待っています。血液が届かなければ、そこでいのちが絶たれてしまうのです。
多くの若い世代の方に献血が「いのちを救うこと」に直結している事を伝える為、大学や専門学校等でこのような現実をアピールできる場を設けます。
また、前期70周年の記念事業としてスタートしたラグビースクールを継続事業とし、健全な青少年育成にも取り組みます。
その他、他団体が主催するイベントに積極的に参加し、毎年継続しているアクティビティは、踏襲致します。

(3)会員増強

例会や友愛の集いを通じて、メンバーひとりひとりがライオンズクラブについての知識を高め、自信をもってライオンズクラブへメンバーを招請できるように致します。 また、クラブに入会していただけそうな方を積極的に例会にゲストとしてお招きし、参加されたゲストの入会を促せる例会運営を常に心がけます。そして、あまり例会に参加しないメンバーもフォローし、参加を呼びかけます。例会や友愛の集いの内容をより魅力的で有意義なものにし、クラブに入会するメリットも増強いたします。

更には、他団体が主催する地域のイベントに積極的に協力し、会員獲得に繋がるパイプを作り今後も継続できるように致します。

(4)友愛の輪を広げる

コロナ禍に入会されたメンバーがたくさんおられます。この数年間は会合が特に少なく、その方々も含め新メンバーが多くのメンバーの方と知り合えるよう「友愛の集い」を開催します。

新メンバーには例会での受付業務をしていただき、できるだけ早く神戸(ホスト)ライオンズクラブの空気に馴染めるように致します。例会の席順にも配慮致しますので、例会で新メンバーが孤立する事もありません。

(5)委員会活動

委員長、副委員長には、担当理事と相談し、事業以外に年に3回は委員会を開催していただきますようお願い致します。担当の理事におかれましては、職務分掌を参考に各委員会が活動しやすいよう各委員長、副委員長が円滑に行動できるようにサポートしていただきますようお願い致します。

(6)地区・他クラブとの交流

前期に、70周年記念式典を開催した際には沢山のクラブの方々にお越しいただきました。今後、75周年80周年を

迎えるにあたり、他クラブから参加依頼があった際は感謝の気持ちを込めて沢山のメンバーの参加をお願い致します。

更に、2年後にはL栗栖正明をガバナーとしてを輩出する予定です。その点につきましても留意して下さい。